ばくそくのカメ 資産投資録

少しずつだけど、歩みをとめない、爆速のカメを目指して。自分が有する資産(時間、感情、株)の投資に関する記録を残していきます。

2020年6月8日以降の相場について

過去の記事に書いたように、これまでの取引は全体相場に関して想定されるシナリオみたいなものは考えずに、個別株をただ追いかけていました。

 

それ自体が間違いとは一概にいえませんが、いざ暴落、急騰となった時に、事前の想定がないと視線が目先のことばかりにいってしまい、盲目になって先を見据えた投資ができなくなってしまう可能性が高いです。

 

なので、想定されるシナリオをいくつか考えて、相場に臨むことを、試験的に行いたいと思います。(賢明なる投資家の皆さんは当たり前のように、やっていることかとは思いますが…)

 

かといって、自分には相場やチャートを読む力なんぞありません(自信満々にいう話ではないですね)ので、悲観から楽観までのストーリーを頭の中で思い描く程度のことになろうかと思います。さっそくいってみましょう。

 

 

今後のシナリオ

現状整理

日経平均株価は5日現在、高値を2万2863円に伸ばし、コロナショック前の水準(2月21日終値2万3386円)をほぼ取り戻すところにきた。

 

日経平均株価の日足チャートをみると、5月下旬に2万500円処にあった75日移動平均線を抜き、2万3000円に迫っている。

いる

外国人投資家(現物+先物)が5月第3週から買い越しに転じている。

 

事実をそのまま受け取れば、現在は高値圏だと思われる。

 

個人的には、ここ1~2週間は、下記楽観的なシナリオに近い状態で推移すると思われるが、金融不安の兆候には十二分に注意したいところ。

 

保有銘柄については、急騰する場面は売り、決算も好調だったり、確かな需要が見込めるにも関わらず、悲観的するぎる評価に甘んじている銘柄があれば、保有を検討。

いつでも逃げ出せるよう、流動性の高い銘柄に絞って物色するようにする。※信用倍率にも注意!!

 

楽観シナリオ

ある程度の調整をはさみながら堅調に推移する。

楽観要因

・各国のコロナ罹患者等の推移が低水準

・投資家のマインドの改善

・各国政府の金融市場介入による下支え

・売り方の買戻し

・ワクチン製造の明るい見通し

 

中立なシナリオ

米国に端を発した人種差別に絡むデモの拡大が経済に影を落とす。コロナは小康状態だが、締め付けを強化する国も増える。各国の統計は、楽観的なものから悲観的なものまで様々で、方向感を模索しながら上下する。

・各国のコロナ罹患者等の推移が一進一退を繰り返す

・デモの拡大

・倒産企業数の顕在化

・各国統計の状況

・先進国での緩和、途上国でのコロナ感染拡大

・ワクチン製造の長期化の見通し

・各国中央銀行の株の買い取りと売却

 

悲観的なシナリオ

悲観的な内容が度重なることで、リスクオフのムードが漂う。中央銀行のかじ取りが失敗し、株価が崩れ始める。

悲観要因

・各国のコロナ罹患者数が再び増加に転じ、緩和から引き締めへ

・世界的にデモが拡大し、緩和による経済再開に水を差す

・国内では、オフィス需要の減退による空室率の拡大を受け、ビル所有者による融資のリスケが増え、金融不安の影が見え隠れする

・倒産件数の下振れ

・融資の貸し渋り

 

7月以降に向けた要注意ポイント

・コロナの罹患状況とワクチンの製造状況

・デモの状況

・金融不安の状況

・トランプの暴走

中央銀行のかじ取り

 

当然の報い

数日前に、ブログを書き始めるきっかけとなった損失に対する反省を述べましたが、これまでのトレーディングを改めて振り返り、保有銘柄売買に関して、具体的な反省点が浮かんできたため、記載したいと思います。

 

結論から先に申し上げますと、

 

完全なる努力不足

 

です。そりゃ損するわって、我ながら思います…

 

保有銘柄売買に関して

① 全体相場研究

個別銘柄ばかり見ていて、肝心の全体相場に対するスタンスをもっていませんでした。なんとなくの相場観はもっていたものの、言語化できるレベルではありませんでした。

② 買いのタイミング

PERや、直近の値動き、他のブロガーの購入金額等を参考に、指値を出していました。しかし、現状の価格に対しての分析、今後の価格推移の想定ができていませんでした。特に信用倍率等の確認を怠っていました。

③ 利益がでている保有銘柄の分析

利益が乗っている銘柄は明らかなトレンドの変化があるまで利食いせず、利益の最大化を狙っていました。しかし、そうした姿勢がいつしか、ただの放置になってしまい、高騰している要因等を言語化したり、信用倍率の推移を確認することもしていませんでした。業績については、決算には目を通していたものの、楽観的な見立てによる確認程度で、変化の兆しを感じ取る姿勢が欠けていました。

④ 売りの3原則の意識が薄れていた

有名ブロガーである、エナフンさんが提唱されている売りの3原則が非常にわかりやすいと思い、自らの売りのルールとして採用していました。しかし、この3原則は、数値的に一律にあてはめればいいような原則ではなく、しっかりとしたリサーチを前提としたものですが、多くの損失を出した頃は、この原則に対する意識も、リサーチも完全に不足していました。

 

唯一の救いは、損切りを意識的に行っていたことくらい。

これにより致命傷は回避できたものの、コロナショック禍において、一番肝心な売りを疎かにすれば、負け戦となるのは当たり前です。

 

背景には、長期投資を標榜し、売買の頻度が低いため、経験値が低かったこと、コロナ前の時点で株へのモチベーションが低下していたことなども影響しています。もっと早く、ブログ等に様々アウトプットをすればよかったと、反省しきりです…

 

今後はこのブログに売買、保有銘柄の見通し等を定期的に記載することで、モチベーションの維持、スキルの向上につなげたいと思います。

 

 

備忘録、本日のインプット 

与沢の流儀24条視聴 初心者が突き抜けるための3つの視点

・過当競争を避ける

・売上高利益率の低い銘柄はリスクが高い

・存在感の高い銘柄でないと、株価はつくれない。ひいては企業の発展可能性につながる

・個人の時代にあって、市場の盲点をつく、オンライン完結の経済が今後大きく伸びる

・死ぬ直前まで続けること以外、捨てる。少数のことを

・今後の世の中は、これまで以上に頭脳戦の時代。頭を鍛えるべし

与沢の流儀33条視聴 勝ち続ける人の特徴(2回)

・どんな事態になったとしても、相場は続くし、経済はどこかで循環している

・悲観と楽観の中間、どう転んでもよいようなスタンスをとる

・その時々にできることをしっかりやり、チャンスを掴む

お金の心理 与沢翼著(2章まで読了)

 

与沢さんの過去から、お金に対する向き合い方が書かれています。

・警戒を怠ってはいけない。

・お金の魔力に惑わされるな

・ローン、分割払いへの警告

・人脈は負債

生き残りのディーリング(10%読了)

一度読んだ本ですが、改めて読み返しています。ハッとさせられる多くの気づきがあります。

信用倍率に関する知識

いい機会なので、基礎的な部分も含めてもう一度勉強したいと思います。

問いを立てる力(いま、ここで輝くを読んで)

私が有料メルマガをかつて購読したり(現在は発行されていない)、ブログを拝見しているimoekatさんが紹介された本「いま、ここで輝く」。本日読了しました。

 

この本は、いもいも教室を主宰されている「イモニイ」こと井本陽久さんに密着したルポタージュです。この井本さんは、自身の授業について限界まで考え抜き、ものすごい情熱と時間をかけて改善を繰り返しながら独自の授業をつくりあげた方です。

 

子どもが「理解しているか」ではなく「考えているか」に重点を置きながら、どんな子供や親たしていも承認する姿勢をとる井本先生は、周囲の人々を感化する力があり、保護者の考え方まで変えてしまう力があるそう。

 

本書の中ではその独特な授業の様子、先生が歩んできた教育者としての道のりなどが書かれており、とても読みやすい内容でした。

 

この本を読み始めたのはコロナが猛威を振るう前でしたが、最後の章を読み残して放置していました。(深い理由はないです…)それを本日思い出し、読み進めたところ、今の自分にとって、とても印象深い内容であったため、本日はこの部分について書きたいと思います。

 

まず前提として、この本を読もうと思った理由について

子どもに怒りがちな自分に対する反省

以前から土日は子どもの宿題や、勉強を見る機会あったカメ。

 

そんなときは、まあ色んなことが気になってしまうわけです。背筋、鉛筆の持ち方、乱雑な教科書の扱いなどから始まり、「なんでこの問題がこの答えになるかなー」みたいな回答まで、気づくと怒りっぱなし。

 

あとから「これじゃダメだ」って反省することが多々ありました。そんな状況もあって、親として自分も成長しなければと考え、この本に手を伸ばしたという経緯があります。

(完全に余談ですが、緊急事態宣言下で在宅勤務しながら子供と過ごす時間が増え、上記のような激おこプンプン丸状態になることが多々あったため、今現在は全然進歩できていません)

 

この本から得たこと

未熟な部分を認める

こんなダメ親なカメに深く深く刺さる言葉として、先生はこのようなことをおっしゃっています。

 

子供にいらっとするいのは、そこに自分の中にある弱さを見出している。その子の中にある未熟な部分を認めてあげることは、自分のそうした部分を認めてあげること、だと。

 

ドスッ。。。脳内に言葉が刺さる音がしましたねw

 

自分でもわかっていました。うちの子は、自分の子供時代と似ているところが多いこと。だからイラっとするんですよ、そうなんですよ。

 

イラっとした後に、「俺も子供のころ、こんな感じだったかも」って思いながらも、注意したことが全然直っていなかったりして、またすぐ怒っちゃったりするんです。

 

先生のもとに駆け出して、思いの丈ぶつけたい気分でしたね。

 

そして、そんな私を見透かすかのように先生はこうもおっしゃっています。

 

「誰しも、教えている内容に関して、技術的な裏付けを持っていなければ、聖人の要には振舞えない。新米ママ、パパがイライラするのは当然。でもだからと言って、その怒りを正当化してはいけない。」

 

そうなんですよ、教え方がわるくて子供が理解できていなかったり、強制力を働かせて机に向かわせてたりするから、子どもの意欲が低かったり、いっくら注意しても(怒っても)聞かなかったりするんですよねー。これもわかっていました。ほんとそうなんですよ(泣)

 

子どもにイラつきながら、うまく教えられていない自分にもイラついてるんですよねー。

 

叱る、じゃなくて、怒るになっちゃってる時、「未熟な部分を認める」って言葉、思い出せるようになりたいです。

 

先生が親を受け止めてくれていることが、この一文からもよくわかりますね。

 

問いを立てること

もうこの辺で「何十本も矢が刺さった的」状態になっているわけですが、さらさらに先生の言葉は続きます。

 

私は、自由な発想で様々な仮説(問い)を立てる。その仮説が正しいならば、どんな教材を用いてどんな順番で話をしてどんなふうに子どもたちに取り組ませるのが正解かを、ごまかさずに考え抜きます。

「これはイケるんじゃないか」という感性ありきで、その仮説を吟味する。理屈は後からついてくる。そうした試行錯誤を繰り返し、いまの教え方ができました。

(途中略)

数学なら、問題が与えられて、間違えることができます。でも普段生活している中では、自分で問いを立てなければ間違えることもできません。自分で問いを立てるときに重要なのは、理屈ではなく感性です。この感性はひとそれぞれ。僕の完成を真似する必要は全くないが、目の前の生徒たちに対する感度を高めてくおくことは、教師にとってとても大事なスタンスだと思います。

 

 

いやーしびれましたね。

 

この先生の言葉は、自分の子供に対するスタンスだけでなく、株に対してのスタンスとしても、多くの示唆を与えてくれました。

 

子供について

習い事や、進学先、居住地を決めるときも、まさに「自分で問いがたてられる子」にし育てたいって指針をもって、夫婦で色んなことを話し合ってきました。

 

この変化の激しい時代に、たくましく生きていくためには、過去の常識に縛られず、自分の頭で考えて行動できる子でないと、食っていけない。そうした思考力を伸ばしたい」って、思っていたんです(本当です!!)

 

でも、いつしか、プリントやドリルをやらせるだけ、みたいな学習になっていて、それを見守るときのスタンスも、減点方式みたいになっちゃってたんです。マジ反省です…。

 

「自分で問いを立てられる子」っていう最終ゴールを目指して、どんな言葉を子どもにかければいいのか、どんな態度で臨めばいいのか。子どもの反応をみながら試行錯誤して改善していく、それが自分に必要なこと。

 

イラっときた時、迷った時など、本書の内容を思い出しながら、実践していけたらと思います。実践状況については、折に触れて、このブログに記したいと思います。

 

株について

先生の言葉は、主語を株式投資に置き換えても、そのまますんなり当てはまります。

自分なりに問いやテーマを設定して、売買したり、相場を見たり、本を読んだりして、それを検証、反省していく。

 

これも言葉にすると、そりゃそうだろって感じかもしれませんし、実践されている方も多いかもしれませんが、正直自分はできていませんでした。

PDCAサイクルとも、いえなくもない気もしますが、個人的には、「問いを立てる」って言葉が、とてもしっくりきました。

 

問いをたて、実行し、検証する。これを繰り返せば、その分だけ改善ができ、自分自身の独自の手法につながっていく。

 

自分のやるべきことの解像度があがってきた気がします。

 

 

子育ても株も、「問いを立てる」ことを肝に銘じて、行動したいと思います。

 

 

 

教育者に向けて書かれた内容も多かった本書ですが、気づきの多い内容でした。未読の方はぜひ。

 

 

※本書の内容の引用部分はカメが意訳している部分もあり、原文とは表現が異なる部分がございます。ご了承ください。

何を感じ、どう変えていくか

「やってみて、感じてみて、変えていく」

 

最近欠かさずチェックしている、与沢翼さんのユーチューブチャンネル。ここでは、様々な角度から本質的な内容をお話しされており、投資に関連したことも多くお話しされています。

 

そんな与沢さんが、ご自身の流儀としてまず最初に取り上げたのがこの言葉でした。

 

与沢さんが近頃おっしゃったのは、今は「潮目の変化の時である」、「過去のできごと、常識が未来につうじるとは限らない」ということでした。

 

コロナという、全世界的なショックは、確実に世の中のゲームチェンジの引き金となっている。今後の世界や相場がどうなっていくのかを注視し、そうした流れに合わせて自己革新していかなければ、埋没していってしまう。

 

また、過去の歴史や尺度で物事を見ていては、未来をみることはできない可能性がある。

 

だからこそ、冒頭で触れた「やってみて、感じてみて、変えていく」とう姿勢が、ともて大事なんだ。いくつかの動画の内容から、そう理解したカメ。

(カメの稚拙な文章ではあまり伝わらないと思うので、ご興味をお持ちの方は、ご本人の動画をご覧ください。)

https://www.youtube.com/channel/UCrn6ukKQ9-t1mRYgany043w

 

ここまではよかったのですが、、、、

 

「ふむふむ、よくわかった、世の中や相場を見つめ、自分の頭で考え抜き、それを武器に戦っていけばいいんだな。ところで、何から始めればいいのだろう」

 

といきなりフリーズ状態に。

 

「えっ、じゃあ投資本とか読んでてもしょうがないのか」

「相場を見ていても、雲をつかむような感じで、与沢さんみたいに感じるものは少ないなー」

 

等、思考停止に陥る始末。

 

ただ、ぐるぐる思考を巡らせるうちに冷静さを取り戻し、以下のように思いいたりました。

 

株で財をなしたトレーダーたちも、一歩一歩着実に積み重ね、変わり続けていった。

結果、それぞれ独自の方法論を確立していった。

結局地道な努力の積み重ねが大切。

自分なりの方法論に至る過程は、長く険しい。

「やってみて、感じてみて、変えていく」の繰り返ししかない!!

 

と、勝手に納得して、「やっぱ与沢さんってスゲー」って妙に感心してしまいましたw

 

思考や行動が停止してしまったら、その時点で負け。考え続けることが大事なんですよね。頑張らねば。

 

このブログを書き始めてから、投資の具体的なことからは遠ざかっていますが、精神面、戦略面について、ない頭をフルに使って考えていくことが、思考の鍛錬、ひいては投資法の確立につながっていくと信じて、インプット、アウトプットに励んでいきたいと思います。(そうは言いながらも、相場研究もしなければ…)

 

 

やらないことを決める

このブログを書き始めて以来、株や家族について、思考する時間が増えました。

アウトプットの重要性を実感中です。

 

こうなると行き当たる問題が

可処分時間をどう配分するか

です。

カメの平日の時間配分は以下のようになっており、現状のままではスキルアップに充てられる時間は非常に少ないのが現状です。

 

仕事   9時間

睡眠   5時間

日課及び家族時間 2.5時間 

食事   2時間(昼休み含む)

通勤   2時間(往復)

家事   1.5時間

自分時間 2時間(筋トレ時間含む)

 

自分時間の2時間はかなり頑張って捻出しており、これ以上の改善には抜本的な見直しが必要です。(仕事の選択から考える必要があるな。。。)

当面は、

通勤、昼休みにユーチューブや読書によるインプット=1時間

自分時間にアウトプット=1.5時間

の継続を目指したいと思います。

 

この時間を生み出し続けるために、

何をやるかよりも、何をやらないのか

を明確にしたいと思います。情報過多な現代にあって、ついついいろんなものに手を伸ばしてしまいがちなので、やることを極限まで絞り、ひとつのことを極めていく(極めるまでいくには、投入する時間が短すぎる?)イメージです。

 

そぎ落とす

時間を浪費してるだけの下記項目は、ここでしっかりと断捨離したいと思います。

 

・芸能ニュースを見る

無意識に近いレベルで見ていることが多い気がします。何の生産性もないため、今日からやめます。

 

・なんとなくの株スクリーニング

はっきりとした意図を持ったスクリーニングは良いと思いますが、テレビのザッピングに近いようなスクリーニングを、結構やってしまっており、あやふやな判断で購入した銘柄が足を引っ張ることも多いため、これはやめたいと思います。

 

・特に見たくもないテレビの視聴

上記と近いですが、家事をしながらとか、ついやってしまう癖があります。ながらで家事をやると、その分遅くなるし、テレビから有益なものを得られることは少ないため、これもやめます。

 

・アプリのゲーム

正直、ここに投下した時間は、マジでもったいないと思います。現実逃避したいときにやってしまっている傾向にありましたが、ここは強く戒め、やめたいと思います。

 

絞り込む

次に、時間を投下する範囲について。

なんとかして生み出した時間でも、広く浅く得た知識は、AIに代替されるのが落ちです。

 今後、投資を第二の収入の柱として確立するために、株に関する知識の習得を最優先に行動していきたいと思います。

 

インプットの内容

当面は、有名ブロガーである、みきまる氏のオールタイムベスト本からピックアップし

 て読んでいくとともに、全体相場に深く影響するようなテーマや事象については、深堀りし、このブログに記していきます。

みきまる氏の株関連本に関する情熱、投下している時間量は圧倒的で、そのフィルターをとおった本は、有益に違いないとの判断からです。

 

すでに読んだ本についても、あまりアウトプットをしてこなかったせいで、自分のスキルとして身についているものは少ない(本棚の肥やしも…)ため、再度読み直していく予定です。

 

 本を読むスピードはかなり遅いと思いますが、与沢翼さんもおしゃってたとおり、自然に続けられるものでなければ、自分のスキルになるまで長く続けることは難しいだろうし、何より内容の理解に重きを置いて、「カメの歩み」で進んでいけたらと思います。

 

本田健さん著 ポストコロナの生き方を読んで

株式相場は本日現在何か月か前の暴落を帳消しにするかのごとく、好調に推移しております。与沢翼さんがYouTubeで語られていたシナリオが的中している感じです。

 

私は、実体経済と乖離した株式相場に警戒感が強く、この上昇相場の恩恵はあまり受けておりません。

銘柄選択自体を再度模索している段階にあって、個別株に触手が伸びない状況ですが、この好調な相場を逃してしまったことへの焦りは日に日に大きくなっています。ただ、ここで買い急ぐと、さらに痛い目にあう可能性が高いため、慎重な姿勢を崩さずにいきたいと考えています。(一生懸命自分に言い聞かせています…)

 

さて、今後の株式市場は、新型コロナウイルス感染拡大の第2波、第3波の状況次第で大きく変わってきます。そこに関しては2月以降、私も常に注意を払ってきました。

 

主には、ネットニュースよりも、フロントランナーである西野亮寛さんや、作家の本田健さんらの発信内容を注視してきたわけですが、この度本田健さんが「ポストコロナの生き方」という新刊を発行(厳密にいうと配信?)されました

 

本田健さんは、1月に中国の武漢から新型コロナウイルスの感染拡大がニュースに取り上げられたことを受け、いち早く2月以降の世界の状況について、世界の歴史や入手した情報をもとにした見解を示された方です。

 

日本の大部分の方が、遠い地域の1ニュースとして過小評価していた事象から、精度の高い予測を打ち立てられ、日本の行く末に警鐘を鳴らされていた健さんが、ポストコロナをどう見ているのか。何の迷いもなくポチり、早速読ませていただきました。

 

本書では、約100年前に大流行したスペイン風邪パンデミックの経過を紐解き、そこからの教訓を踏まえ、今後の世界がたどる可能性のある5つのシナリオや今後とるべき行動について、丁寧に説明されています。

 

健さんが以下の言葉を取り上げていました。

 

「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」byマーク・トゥエイン

 

第2波による被害が甚大だったスペイン風邪の流行の経過と、現在のコロナウイルスの感染拡大に対処する世界の状況がとても似ている点が書かれていましたが、歴史から学ぶ大切さを端的に表した言葉で、自分もすごく気に入りました。(子供に、歴史って勉強する意味あるの?とか言われたら、ドヤ顔でこの言葉を紹介しますw)

 

本田健さんがおっしゃっていることは、

過去の教訓に学べば、第2波への備えは必須。正しく恐れ、様々なシナリオを思い描きながら準備することが大切であり、深刻な事態がおこっても、柔軟な発想で対処しよう

ということだと思います。

 

「夏の旅行どこ行こうかな♪」みたいな緩みの象徴のような考えを持っていた自分にとっては、本当にありがたい一冊でした。

 

緊急事態宣言が解除されたこの期間は、最悪のシナリオに備えるための準備期間だ

家族を守るためにも、緩んでる場合じゃやねえ

って健さんから張り手を食らった気分ですw

 

 

今後も、周囲の雰囲気にのまれることなく、常に自分の頭で考えたり、ビジネスの最前線に立っている方や、豊富な知識で先々を見据えている方々の考えに触れながら、家族を守るために行動していきたいと思います。

 

 

遥か彼方も腹落ちから

前回の記事で、自身の投資手法を振り返りました。今回は「理想の姿」について考えていきたいと思います。

 

人生の目標や理想があって、それを達成するための手段の一つが投資である。

 

投資は手段であり、そのことに議論の余地はないのですが、手段を用いて達成しようとしている、人生の目標、理想とは何かについて思考を巡らせると、なかなか思い描くことができない自分がいます。

 

家族の幸せはと何か。
それを達成するために必要なことは何か。

 

家族一人一人のことを考え抜くことと、それに関連する事象の丁寧な因数分解が必要で、その作業は多くの時間をかけて、一生続けていくものだと思います。このブログに書こうと、ここのところ特に意識して考えているのですが、努力不足で考えがまとまりそうにもありません。

 

ひとまず、自身の行動と決断で道を切り開き、家族を自分の思考とスキルで守っていらっしゃる、与沢翼さん(毎日の動画は欠かさずみて、メチャメチャ刺激をもらっています)を人生の理想として、仮置きさせていただきます。

 

また、投資の目標については、家族とお金について思考をめぐらせて、こちらも暫定的な目標を仮置きしたいと思います。

 

奥さんとお金の関係

現職へのやりがい低下から転職を志望するも、収入低下を気にして、一歩踏み出せず、その状況がしんどいように見える。専業主婦へのあこがれを口にすることもある。

投資で成果を残し、収入の柱とする。

自分のサラリーマン収入と、投資という二つの柱があれば、奥さんも安心して転職できるのではないかと考えます。転職も手段であり、最終的には奥さんが気持ちよく働ければよいと思うのですが、金銭的な不安の解消は、少なからず後押しになるはず。

 

 

子どもとお金の関係

今後教育費が増えていくのは間違いないが、現在のサラリーでも(妻が働いてくれていいれば)それは十分に賄えそう。

目下の課題は、子どもが大きくなるにつれ、現在の住まいが手狭になること。

資産として計算でき、皆が生産性を高めることができる物件があれば購入できるよう、手元資金を厚くする。

しばらくは住環境に重点をおく時代がきそうなため、チャンスに備えて資金を厚くするだけでなく、チャンスを掴みにいくために、不動産に関する知識、信頼にたる専門家とのつながりも重要。(投資のヒント?)

 

今後5年の目標

上記のことも踏まえ、至った結論は、

自分の年収分相当の利益(年平均)を株式投資で得る

です。現状、自分のポジションサイズは小さいし、正直かなり高い目標ではありますが、年収2倍化計画は非常にわかりやすく、自分の中でもストンと落ちました。

 

もしかしたら、割とありきたりな結論かもしれませんが、思考を巡らせたおかけで、納得感は伴っているので良しとしますw

 

市場という戦場で戦い続けていくためにも、納得感のある目標を仮でもおくことは大事かなと、自分を納得させました。

 

仮とはいえ、道は長く険しいですが、家族の幸せはそれよりも、もっと壮大な目標なので、ここは頑張っていきたいと思います。