当然の報い
数日前に、ブログを書き始めるきっかけとなった損失に対する反省を述べましたが、これまでのトレーディングを改めて振り返り、保有銘柄売買に関して、具体的な反省点が浮かんできたため、記載したいと思います。
結論から先に申し上げますと、
完全なる努力不足
です。そりゃ損するわって、我ながら思います…
保有銘柄売買に関して
① 全体相場研究
個別銘柄ばかり見ていて、肝心の全体相場に対するスタンスをもっていませんでした。なんとなくの相場観はもっていたものの、言語化できるレベルではありませんでした。
② 買いのタイミング
PERや、直近の値動き、他のブロガーの購入金額等を参考に、指値を出していました。しかし、現状の価格に対しての分析、今後の価格推移の想定ができていませんでした。特に信用倍率等の確認を怠っていました。
③ 利益がでている保有銘柄の分析
利益が乗っている銘柄は明らかなトレンドの変化があるまで利食いせず、利益の最大化を狙っていました。しかし、そうした姿勢がいつしか、ただの放置になってしまい、高騰している要因等を言語化したり、信用倍率の推移を確認することもしていませんでした。業績については、決算には目を通していたものの、楽観的な見立てによる確認程度で、変化の兆しを感じ取る姿勢が欠けていました。
④ 売りの3原則の意識が薄れていた
有名ブロガーである、エナフンさんが提唱されている売りの3原則が非常にわかりやすいと思い、自らの売りのルールとして採用していました。しかし、この3原則は、数値的に一律にあてはめればいいような原則ではなく、しっかりとしたリサーチを前提としたものですが、多くの損失を出した頃は、この原則に対する意識も、リサーチも完全に不足していました。
唯一の救いは、損切りを意識的に行っていたことくらい。
これにより致命傷は回避できたものの、コロナショック禍において、一番肝心な売りを疎かにすれば、負け戦となるのは当たり前です。
背景には、長期投資を標榜し、売買の頻度が低いため、経験値が低かったこと、コロナ前の時点で株へのモチベーションが低下していたことなども影響しています。もっと早く、ブログ等に様々アウトプットをすればよかったと、反省しきりです…
今後はこのブログに売買、保有銘柄の見通し等を定期的に記載することで、モチベーションの維持、スキルの向上につなげたいと思います。
備忘録、本日のインプット
与沢の流儀24条視聴 初心者が突き抜けるための3つの視点
・過当競争を避ける
・売上高利益率の低い銘柄はリスクが高い
・存在感の高い銘柄でないと、株価はつくれない。ひいては企業の発展可能性につながる
・個人の時代にあって、市場の盲点をつく、オンライン完結の経済が今後大きく伸びる
・死ぬ直前まで続けること以外、捨てる。少数のことを
・今後の世の中は、これまで以上に頭脳戦の時代。頭を鍛えるべし
与沢の流儀33条視聴 勝ち続ける人の特徴(2回)
・どんな事態になったとしても、相場は続くし、経済はどこかで循環している
・悲観と楽観の中間、どう転んでもよいようなスタンスをとる
・その時々にできることをしっかりやり、チャンスを掴む
お金の心理 与沢翼著(2章まで読了)
与沢さんの過去から、お金に対する向き合い方が書かれています。
・警戒を怠ってはいけない。
・お金の魔力に惑わされるな
・ローン、分割払いへの警告
・人脈は負債
生き残りのディーリング(10%読了)
一度読んだ本ですが、改めて読み返しています。ハッとさせられる多くの気づきがあります。
信用倍率に関する知識
いい機会なので、基礎的な部分も含めてもう一度勉強したいと思います。